基本的な投資スタンス
基本的な投資スタンス

日本の株式市場は米国に比べあまりにも出遅れ感があるが、それは日本企業の競争力や国力の低下を表しているのかもしれない。戦後の日本経済を牽引したリーディングカンパニーは完全に低迷し、構造不況企業になりつつあり、深刻な状態である。21世紀の日本経済を牽引する様な新リーディングカンパニーはまだ見当たらない。
この環境下で有効な株式投資をする基本は中小型株投資である。そして、10%以上の評価損を持たない為のロスカットルールを守る必要がある。全体的の下げ相場の局面では株を保有しないこと。負け銘柄の塩漬けは絶対に止めるべきであり、難平買いも原則避けるべきである。状況次第ではショートポジションを臨機応変に建てることも必要。